このたびは「北鎌倉の豆だぬき 売れない作家とあやかし四季ごはん」をお手に取ってくださって、ありがとうございます。
いつもだったら鎌倉の好きなお店をもっと出すのですが、コロナ禍の今では状況が変わってしまいそうなので、今回は普段とは少し違う鎌倉へのアプローチの仕方になりました。
また、狸の逸話については建長寺でお話を伺うことができ、大変参考になりました。諸説ある中で、今回のパターンが一番メジャーらしいとのことでした。ほかのパターンについては触れられませんでしたが、お寺と狸のエピソードが一つだけでないあたり、建長寺と狸は関わりが本当に深いんだなと感動しました。志一稲荷のエピソードも触れてみたかったので、今作で取り上げられてとても嬉しかったです。
本作で可愛らしいイラストを描いてくださったコウキ。様、お忙しいところをどうもありがとうございました。たくさんのちびキャラも、大変眼福です!
お世話になりました編集部と校閲、スタッフの皆様にも厚く御礼申し上げます。
そして何よりもこの本を読んでくださった皆様に、心からの感謝の念を捧げます。本当にありがとうございました!
それでは、またどこかでお目にかかれますように。
和泉 桂