あとがき

 

 こんにちは。ストーブを安全に使うために、ストーブ周辺(大体一畳分くらい?)を片付けるだけで二日半かかった松幸かほです。
 仕事部屋の一角だけでこの有様。
 寝室や、他の部屋もと考えると気が遠くなります。
 ちなみに、ストーブ周辺にあった荷物は分類された後、反対側の壁際に移されただけなので厳密には片付けたわけではなく……。
 これが、カバー袖に書いていた「絶望」の一端だったりします。

 さて、そんなどうでもいい私の汚部屋トークはさておきまして、『こぎつね、わらわら』3冊目です!
 まさか、3冊目まで出していただけるとは……。本当に読んでくださる皆様のおかげです。
 今回は、事情があって秀尚があわいの地に戻ります。
 そこで再び起こる事件。
 恐ろしく可愛い姿になってしまう薄緋様。
 萌ゆる心が止まらず、駄々漏れになる時雨殿。
 女子が少ない稲荷界においての勝ち組男子・景仙殿の奥方登場。
 どうする独身稲荷たち! という内容のお話だった気がします……多分。
 つまり、今回も好き勝手書いてしまいました。
 なので、書いていてすごく楽しかったのですけれど、このお話にはいろいろご飯ものが出てくるので、下調べの段階でものすごくお腹が空いてきちゃって、ついつい食べてしまって太る……というおまけが。
 ダイエットしてるのにー!(なお、美容目的ではなく、生活習慣病予防目的の模様)
 あ、今回は、2冊目で出番のなかった“ゆきんこちゃん”たちが出てきます!
 そして、同じく2冊目では視察中で不在だった冬雪殿も戻ってきております。
 ゆきんこちゃんと、冬雪殿ファンの方(いらっしゃったら)に喜んでいただけたら嬉しいです。

 そんな今作も、素敵なイラストを描いてくださったのは、テクノサマタ先生です。
 今作は、テクノ先生のイラストがなければ生まれませんでした!
 本当にありがとうございます。
 ああああ、小さい薄緋様、尊い……。

 それから、だらしない私を全力でサポートしてくださる担当編集のN様と、編集部の皆様、本当にありがとうございます。
 そして全力で土下座を捧げたいと思います。

 そんなこんなの3冊目、無事に出していただけるのも、最初にも書きましたが本当に読んでくださる方がいらしてのことです。
 これからも、少しでも楽しんで、笑っていただける作品を書いていけるように頑張りますので、よろしくお願いします。

 

松幸かほ