あとがき

 
 

 こんにちは。初めましての方も多いと思います。松幸かほと申します。
 初めてではない方の認識は「いつまで経っても部屋を片付けられない残念な人」という感じかと思います(笑……えない。ホント、マジで)。
 普段は、違うジャンルでお仕事をさせていただいているのですが、今回初めて「ライト文芸」と言われる分野を書かせていただきました。
 何分初めてなので(皺深い年齢になっても『初めて』があるって貴重ですね)、多方面にご迷惑をかけまくって出来上がったのが、今回の「こぎつね、わらわら 稲荷神のまかない飯」です。
「ご飯とモフモフとちみっこ」という、自分の好きなものをこれでもかと詰め込みました。
 なお、ご飯は「食べるのが好き」なのであって、作るのは微妙です。作ると全体的に茶色いものが出来上がります。全然映えない料理です。料理って言っていいのかも謎レベルです。不味くはないと信じたい(だかしかし、馬鹿舌気味)。
 そんな感じで、いろいろと私の頭の悪さが露呈した感じのお話になっていますが、実際、頭悪いので仕方がありません(ホント、身も蓋もねぇ……)。

 パーソナルなことはいいから作品について書けと言われそうなので、ちょっと触れておくと、喋る機会の多い神原さんの出身地を奈良にしたのは、私がナチュラルな京都の言葉が分からないからです(私は奈良県民)。でも奈良の言葉も地域によって微妙に違うので同じ県の人でも「ん?」かとは思うのですが、見逃してください……。
 あとは、今回の、テクノサマタ先生のイラストが超可愛いです!
 大人稲荷のモフモフ尻尾に埋もれる仔狐……。単体でちみっと座っている仔狐……。可愛すぎる……。一人つれ帰って、思う存分モフりたい……。
 そして大人稲荷の面々は私の脳内にいた頃よりも美人&イケメンで……。そのうえ、ゆきんこちゃんまでちゃんと描かれている! テクノサマタ先生、本当にありがとうございました。
 それから、担当様をはじめ、関わってくださったすべての方と、読んでくださった皆様にも心から感謝いたしております。
 これからも頑張りますので、何卒よろしくお願いします。

松幸かほ